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悠々企画 介護講習会 | 日記 | 赤痢菌について


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赤痢菌について (2011.09.02)

ファミリーレストラン「ガスト」で食事をした14人が細菌性赤痢に罹りましたね。

なんでも各店舗に食材を提供している、工場でつくられた食品が原因とみられます。

宮城県によると、14人の内訳は青森2人、宮城2人、山形5人、福島5人で、

2~40歳の男性3人と23~60歳の女性11人で、現在は全員回復に向かっているという


細菌性赤痢とは、赤痢菌による消化管感染症です。

赤痢菌には4つの種類があります。

その中でShigella dysenteriae(志賀赤痢菌とも呼ばれることもある)

志賀毒素とよばれる強力な菌体外毒素を出し重篤な症状になることがあります。

熱はかなり高熱で39℃近くまで達することがあります。

これと同時かやや遅れて激しい腹痛が左下腹部を中心におこり、

それにともなって下痢の症状が始まります。

下痢は軽いものから、一日十数回にもおよぶこともあります。

通常1週間程度で軽快にむかいますが、

完全に菌が陰性化(身体からいなくなる)するのには3-4週間かかりる場合があります。

下痢がひどいと脱水症状を起こすので輸液が必要になります。

感染経路は保菌者の便や手足から菌が水や食物などに移り、

それを口にすることで感染します。
日本の患者数は年間数百人くらいです。

その感染は東南アジアなど海外で感染するケースがほとんどです。
また集団発生はあまりありません。殆どが散発例です。

今回の例のような場合は出された食べ物を安心して食べているわけですから

自分では防ぎようがありません。

ただ保菌者になった場合は家族や周りの人にそれ以上感染を広げないためには

「手洗いの励行」しかありません。

もちろん赤痢と認定された場合は保健所から、入院処置や消毒なり検査があるわけですが

下痢症状の段階での本人と周りの人の適切な対処が重要でしょう。

下痢症状は、細菌性だけではありません。

ウィルス性の場合もありますし、単に胃腸が弱って起こる場合もあります。

いずれにしても手洗いなり、汚染された物の取り扱いが大切です。 

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